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超高齢者の子供は高齢者!親を残して逝くとしたら?
お役立ち情報 2017年8月02日

近年、65歳以上になる高齢者が配偶者や両親を介護する「老老介護」が増加の一途を辿っています。
老老介護の多くは要介護者とその配偶者になるのですが、実は親子の関係で老老介護になってしまう割合も高くなってきているのです。
老人ホームへ入所できない状態だと、老老介護はかなり難しい状況になってしまうケースが多くみられます。
今回はそんな親子の老老介護についてご紹介します。
■なぜ親子の老老介護が増えているのか?

どうして親子の老老介護が増えているのかというと、単純に寿命が伸びてきていることが要因の一つに挙げられます。
男性でも70代後半、女性であれば80代が平均寿命と言われており、それ以上長生きする方も大勢いらっしゃいます。
つまり、85歳の親が20歳の時に子どもを産んでいれば、その子どもも既に65歳で高齢者に該当することになるのです。
また、平均寿命は長くても健康寿命が平均寿命を大きく下回っており、男女どちらも10年近く異なります。
これは、寿命は長くなっても介護を必要とせず生活できる期間が少ないことを指しており、平均だけで言うと10年近くは介護が必要ということになるのです。

また、金銭的な問題も老老介護の要因と言われています。
子どもが働いていて収入が十分にあるような状態だと、老人ホームなどの介護サービスが受けられるのですが、子どもの収入がほとんどなく生活保護や年金の受給で生計を立てているという場合、介護サービスを十分に受けられず老老介護に陥ってしまうケースもあるのです。
収入などがあっても老人ホームに入所できないとなると、自宅での介護が必要となるため老老介護にならざるを得なくなります。
■子どもが病気になって逝ってしまう可能性は十分にあり得る

親子の老老介護の場合、子どもの年齢も若くはないため、体に何らかの病気を抱えてしまうことも十分に考えられます。
子どもが病気になり逝ってしまうと介護が必要な親はどうなってしまうでしょう。
親族がいれば何とかなるかもしれませんが、もし親族もいない場合、親の介護をしてくれる人がいなくなってしまいます。
このような問題を回避するためにも、まずは親子の老老介護を行う段階で、一人にならず誰かに頼ることが大切です。
例えば友人や地域包括支援センターなどに相談してみましょう。
特に地域包括支援センターにはケアマネジャーや社会福祉士といった介護を専門に取り扱っている方が多くいらっしゃいます。
様々な相談窓口もあるので、介護に関する金銭的な問題についても相談にのってくれるでしょう。
■老人ホームへ入所するためには?

親子の老老介護で共倒れにならないためには、老人ホームへの入所を検討するべきです。
収入がない、もしくは少ない場合は特別養護老人ホームへの入所を検討してみましょう。
ただし、特別養護老人ホームは現在多くの方が入所待ちの状態となっています。
そのため、利用できるのであれば介護付き有料老人ホームや軽費老人ホームなど、利用できるところを探してみてください。
こういった相談も地域包括センターやケアマネジャーに相談することができるので、老人ホームへの入所に悩んでいる方は、ぜひ専門家としっかりと話し合ってみてください。
親子の老老介護は、要介護者となる親を残して逝く前に、子どもが今後のことについて考えていかなくてはなりません。
老人ホームへの入所もできるだけ検討しつつ、一人で抱え込まずに誰かに相談するようにしましょう。

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