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■老人ホームでは夜間に出入り可能か

老人ホームでは施設ごとにルールが存在し、特に入居者の外出や家族との面会時間には制限が設けられていることがほとんどです。
そのため、老人ホームによっては夜間の出入りは難しい場合もあります。
特に認知症の高齢者が入居している施設の場合、徘徊などを防ぐために門限を設けて夜間出入りを禁止していることが多いです。
しかし、老人ホームの中には24時間体制のホームもあるため、そのような施設であれば、夜間でも面会や外出を自由に行うことが可能です。
仕事などで忙しく夜間しか面会できない場合、一時的に自宅へ戻る時や家族旅行で遠出する時などを考え、夜間対応してくれる老人ホームへの入居を検討するのも良いでしょう。
家族が老人ホームへ入居しても定期的に会いたいと考えている場合は、夜間面会などに対応した老人ホームへの入居が望ましいです。
■門限があると夜間外出は不可能なのか

老人ホームによっては外出時間に門限があり、老人ホーム側に迷惑をかけないためにも、門限は原則として守る必要があります。
しかし、どうしても夜間にしか家族が迎えに行けないという状況であれば、事前にスタッフと相談して外出を申し込めば、夜間でも外出する許可が下りることもあります。
ただし、入居者によって健康状態は異なり、医療行為が必要な要介護度の高い高齢者や体調不良を訴える方の場合は外出許可が下りないケースも多いです。
これは夜間に問わず、日中の外出でもあることなので理解しておきましょう。
また、外出中に門限時間を過ぎた場合、もしくは元々時間オーバーと分かっている場合は、必ず老人ホームへ連絡しましょう。
門限は入居者の安否を確認するために設けられているルールなので、老人ホームのスタッフを心配させないためにも、門限に間に合わない時や事前に遅れることが分かったらスタッフに知らせてください。
■自立型老人ホームなら夜間出入りも可能なのか

自立型老人ホームの場合、高齢者が自立した生活を送れるので、外出や外泊も自由度が高いです。
しかし、自立型老人ホームでも入居者の安否確認を目的に、出入りに門限がある老人ホームはたくさんあります。
特に自立型老人ホームの場合は付き添いなしでも外出が認められることが多いので、門限や外出ができる時間も厳しくなっていることが多いです。
しかし、スタッフに伝えれば夜間でも出入り可能なところはたくさんあります。
ですが、もっと自由な出入りを求める場合は、自立型老人ホームであっても門限や家族が老人ホームへ出入りする時間に夜間制限があるかどうかを確認して、入居を決めることも大切と言えます。