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格安の老人ホームが危ないのは本当?
お役立ち情報 2017年5月25日

様々な老人ホームがある中で、安さを売りにしている老人ホームがあります。
利用者や家族としてはなるべく費用がかからないところに入所したいと思うのは当然です。
しかし、格安であることから何か裏があるのでは?と考える方も多いでしょう。
そこで今回は、格安の老人ホームは危ないのかどうかをご紹介します。
■格安老人ホームは安い理由がどこかにある

格安の老人ホームはどうして安くなっているのか疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
ちゃんと安さには理由があります。
その理由は各老人ホームによっても異なりますが、例えば医療体制などによって受け入れができない方がいらっしゃっる場合があります。
例えば高度医療を必要とする胃ろうなどの経管栄養に関しては格安老人ホームだと受け入れが難しい場合が多いです。
これは、介護スタッフが取り扱うことができなかったり、スタッフの人員も限られているので、そこまで対応しきれない、もしくは看護スタッフが1日中いるわけではないという場合によく見られます。
また、格安老人ホームでは介護・介助に関するサービスは月額の保険内で賄えるものの、その他のサービスが別途支払わなくてはいけない場合があります。
例えば、健康診断や買い物代行、日用品、おやつなどで別途料金がかかる可能性があるのです。
格安だからと言って必ずしも危険であるわけではなく、こうしたサービスを別途にしたり、受け入れられる人を限定することで費用を抑えています。
■高いからと言って安全…というわけではない!

老人ホームを探している方の中には、格安だと介護をちゃんとしてもらえないから少し値段は張っても良い老人ホームへ入りたいと考える方もいらっしゃるかと思います。
しかし、実際は高額な老人ホームだからと言って確かな介護を受けられるというわけではありません。
中には悪質な老人ホームも残念ながら存在します。
施設を見学した時に内装がとても良かったり、外観も良さそうだからと決めてしまうのは止めましょう。
悪質な老人ホームを見分けるポイントとしては、見学した際に利用者や家族の意見を取り入れることができる施設であれば、対応として苦情ボックスなどを設置することがありますが、これが無い場合、また施設の介護に関する情報があまりにも少ない、もしくは綺麗すぎる程何もないという施設だと情報を閉ざした介護が行われていることにもつながっているので、あまり良い老人ホームとは言えません。
他にも、居室がどこもさっぱりとしていて個人的なものが少なかったり、フロアの臭いがあまり衛生的ではないという状態だと危険な可能性があります。
悪質な老人ホームは費用だけでは見極めることは難しいので、なるべく見学や体験入所をするようにしましょう。

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