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訪問看護で虐待はあり得る?
お役立ち情報 2017年4月11日

近年の日本では、老人ホームや在宅介護での高齢者に対する虐待が多く報道され、虐待問題は大きな課題となっています。
老人ホームに入居させたくとも空きがなく、家族を思って在宅介護を始めたは良いものの、介護のあまりの大変さに家族の方が疲れてしまい、虐待に進んでしまうということも少なくありません。
そんな中、老人ホームには頼らず在宅介護サービスの一環として訪問看護を受ける家庭も増えていますので、今回は訪問看護での虐待について考えていきましょう。
■高齢者に対する虐待の数は年々増え続けています

厚生労働省が発表した、年度別の高齢者虐待の相談件数と虐待判断件数の推移を見てみると、介護レベルの高い高齢者ほど虐待を受けやすいという傾向にあることが分かりました。
老人ホームなどの他の利用者がいる施設とは違い、在宅介護のケースは相談できる人もおらず、閉鎖的な空間になりやすい傾向にあるため、高齢者に対する虐待が起こりやすいことが判明しています。
■介護のサポートが受けたかったのに虐待の被害者になってしまうケース

老人ホームに頼らず在宅介護を行う家庭では、介護者の全ての面倒を見切ることは難しいです。
そのため訪問看護を選択する人も多く、その分家族の負担は減りますが、逆に介護を受ける高齢者が虐待の被害者になってしまう事件が多発しています。
サポートを受ける家族と支援を行う在宅看護の間に信頼感や連携が生まれていればこんなことは起こりえなかったのかもしれません。
また訪問看護者の介護への知識・経験不足や技術不足の面が明るみに出はじめています。
■高齢者への虐待はストレスをためないことが重要

老人ホームでは、施設管理者や責任者が医療従事者である場合が多いので、虐待を大幅に減らすことが可能だと言われています。
入居者・介護者が抱える行き場のないストレスを払拭するきっかけとなるのが、同じく老人ホームを利用している他者とのコミュニケーションにあるからです。
老人ホームでは自分以外にも沢山の利用者がいます。
このことが利用者や介護者にとって良い刺激となり、介護に対する不安や悩みを未然に防ぐことが可能なのです。
多くの老人ホームでは入居者や介護者同士でのコミュニケーションを重んじています。
入居者がどうして欲しいのか、また何にストレスを抱えいているのか、小さなほころびに目を背けず利用者と対話を重ねていくのがこれからの介護サービスで重要視されてくるのは間違いありません。
これから益々介護が必要になる現代で、老人ホームもそのあり方を変える努力を続けています。

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