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「老人ホームへおばあちゃんを預けたいけど、金銭面が辛い」、「収入が少ないため生活が困難」という人は大勢います。
このような悩みを抱えた方に、最低限度の生活を保証してくれる生活保護制度がありますが、支給される金額はどれほどなのでしょうか?

・数万円から数十万円程度が一般的
条件によって金額が変動しますが、一般的には月に数万円から数十万円程度もらうことができます。
自分の生活はギリギリ大丈夫でも、おじいちゃんやおばあちゃんが要介護のため、仕事のある日は老人ホームへ預ける必要がある場合に、生活保護は必要になってきます。
老人ホームは一ヶ月に10万円から30万円ほどかかりますが、家庭の月収によっては全て払えないことがあります。
その場合には無理に仕事を増やすことよりも、積極的に生活保護を受けましょう。
生活保護を受けている方は増えてきていますし、2011年には198万人を超えるという、驚くべき数字になっているのです。

・生活保護はデメリットもある
生活保護は良いことばかりではなく、支給された金額は貯金できないというデメリットもあります。
生活保護費を貯金してしまうとルール違反になってしまい、最悪の場合は裁判に発展してしまいますので注意が必要です。

・生活保護と老人ホーム
老人ホームへの入居と月額の費用を、生活保護費によって払うことが最も良い選択です。
老人ホームは高いところから安いところまで金額は様々なのですが、安いところでは月額に10万円前後の金額で大丈夫です。
この金額であれば、自分が働けなくても家族が援助できなくても、全てを生活保護費で払うことができます。
老人ホームへ入るということは、一般的に自分一人の生活が困難であると捉えることができます。
そして家族や親族が自分の生活費で限界であれば、生活保護を受ける条件はほぼ100%の確立で満たすことができるでしょう。
日本全国の、全ての老人ホームが生活保護を受けている方が入居できるわけではありませんので、場合によっては入居できないこともあります。
そのためにも、自分や家族が入居しようとしている老人ホームと生活保護の関係を、しっかりと把握してから入居の手続きをしましょう。

「生活保護で老人ホームへ入居するのはせこい考えだ」、このように思っている人も少なからずいます。
しかし、自分の生活が困難であるのなら、積極的に利用して良い制度です。
その場合は、生活保護で入居できる老人ホームを探しましょう。